QlikViewからのWebサービスの呼び出し

このガイドは、QlikViewの環境からRapidMiner AI HubのWebサービスの設定方法と呼び出し方法について説明します。

1.QlikViewを起動し、File > Newより新規のQlikViewドキュメントを作成してください。

2.CTRL + Eを押すか、File > Editよりscriptに行きます。スクリプトの編集ページが開きます。

3.Dataタブで、Web filesをクリックします。

4.データソースを設定する、新しいSource画面が開きます。Internet Fileのラジオボタンを選択し、テキストボックス内へRapidMinerのwebサービスのダイレクトリンクを挿入し、Nextをクリックします。

注意：webサービスが認証を必要とする場合は、このように(http://username:password@web-service-url)URLがユーザーの認証情報を含むように設定する必要があります。

例: http://admin:pass123@dev.rapidminer.com:8080/api/rest/process/QlikViewService?

Nextボタンがクリックされると、QlikViewはRapidMinerのwebサービスを呼び出し、RapidMiner AI Hubはwebサービスの後ろにあるプロセスを実行します。プロセスの複雑さやデータ量によっては、このステップに時間がかかる場合があります。RapidMiner AI Hubがプロセスを実行し、QlikViewが全てのデータを受け取れば、新しい画面が開きます。

5.File typeにHtmlを選択し、(データに基づいた)適切なLabelsとCharacter Setを選択します。Nextボタンをクリックします。

LabelsはQlikViewに列名を探す場所を伝えます。最初の行が列の名前を含んでいるなら、Embedded field names設定が選択されるはずです。データが列名を含んでない場合は、Noneが選択されるはずです。RapidMinerは常に最初の行に列名を送信します。そのため、Embedded Labelsが使用すべき設定です。

6.Transform画面では、Nextボタンをクリックします(すべてのデータが変形され、QlikViewで使用できるよう処理されます)。

7.Options画面では、必要に応じてさらに入力データをフィルタリングできます。設定が終われば、Nextボタンをクリックします。

8.最後の画面では、QlikViewのロードスクリプトが表示されます。特にアクションは必要ないので、単純にFinishボタンをクリックします。QlikViewは自動的にデータロードスクリプトを作成します。OKボタンをクリックします。

9.データロードスクリプトが作成されますが、使用するためにはスクリプトを保存する必要があります。File > Saveより、任意の場所を選んで保存します。

10.最後のステップは、QlikView内でデータを読み込むことです。CTRL + Rを押すか、File > Reloadより読み込むます。

11.データがQlikView内にあり、すぐに使えるようになっています。CTRL + Tを押すか、File > Table Viewerよりデータを確認できます。今、二つのツールが接続され、RapidMiner AI HubからQlikViewへデータが送信され、ダッシュボードの作成に使用できるようになりました。必要に応じて、File > ReloadかCTRL + Tを押すことでデータを更新できます。データのリロード時は、スクリプトはRapidMinerのwebサービスを再び呼び出し、返される新しいデータを受け取ります。