SMBコネクタの使用
SMBコネクタを使用すると、 Altair AI Studioから直接SMBサーバーにアクセスすることができます。読み込みと書き込みの両方の操作がサポートされています。このドキュメントでは、以下の方法について説明します。
SMBサーバーへの接続
新しいSMB接続を設定するには、SMBサーバーの接続詳細(ユーザー名、パスワード、URL)が必要です。
- Altair AI StudioでSMB接続を保存するリポジトリを右クリックして、Create Connectionを選択します。
また、Connections >Create Connectionをクリックし、以下のダイアログのドロップダウンからリポジトリを選択することも可能です。 - 新しい接続の名前を入力し、Connection TypeをSMB Server Connectionに設定します。
- Createをクリックし、Edit connectionダイアログのSetupタブに切り替えます。
- SMBサーバーの接続詳細を入力します。
SMB URLの必須パターン : smb://:[port]/
必須ではありませんが、Test connectionボタンをクリックして、新しいSMB接続をテストすることをお勧めします。テストに失敗した場合は、接続詳細が正しいかどうかを確認してください。 - Saveをクリックして接続を保存し、Edit connectionダイアログを閉じます。
これで、SMBオペレータを使用することができます!
SMBサーバーからの読み込み
Read SMBオペレータはSMBサーバーからデータを読み込みます。このオペレータはファイルをダウンロードするのみでファイルを処理できないので、任意のファイル形式をロードするのに使用されます。ファイルを処理するには、Read Document、Read Excel、Read XMLなどの追加オペレータを使用する必要があります。
まずは、SMBサーバーから簡単なcsvファイルを読み込むことから始めてみましょう。
- Read SMBオペレータをプロセスパネルにドラッグします。connection entryパラメータの横にあるボタンをクリックして、保存先のリポジトリのConnectionsフォルダからSMB接続を選択します。
または、リポジトリからプロセスパネルにSMB接続をドラッグして、Read SMBオペレータに接続することもできます。
- ファイル選択ボタンをクリックして、SMBサーバー内のファイルを確認します。ロードするファイルを選択し、開くをクリックします。
前述のように、Read SMBオペレータは指定したファイルの内容を処理しません。 Read SMBオペレータは選択したファイルをロードするだけで、ファイルの処理は行いません。データの実際の処理は、Read CSVオペレータで行われます。この例では、csvファイルを選択しています。このファイルタイプはRead CSVオペレータで処理することができます。
- をクリックしてプロセスを実行します。結果画面には、入力CSVファイルの内容を含むテーブルが表示されます。
これで、さらにテキスト処理オペレータを使用して、特定のイベントの共通性を判断するなど、このドキュメントを操作できるようになりました。結果をSMBサーバーに書き戻すには、Write SMBオペレータを使用できます。このオペレータはRead SMBオペレータと同じ 接続タイプを使用し、同様のインタフェースを備えています。また、Loop SMBオペレータを使用して、SMBディレクトリ内の一連のファイルを読み込むこともできます。これを行うには、connection entryと処理するフォルダ、および入れ子内にオペレータを追加して、ループ処理のステップを設定する必要があります。詳細については、Loop SMBオペレータのヘルプをご覧ください。