RapidMiner Go
RapidMiner Go (AM)はSpring Bootアプリケーションです。
設定
RapidMiner Goには2つのレベルの設定があります:
- Springプロファイル
- 環境変数
Springプロファイルの使用
Springプロファイル | 詳細 |
---|---|
db-postgresql | RapidMiner GoはPostgreSQLデータベースを使用します。 |
on-prem | オンプレミスインストレーション。 |
RapidMiner GoはSpring Bootアプリケーションなので、docker-compose-services.ymlの SPRING_PROFILES_ACTIVE環境変数使用して設定します。これはアクティブspringプロファイルのコンマ区切りのリストです。
利用可能なプロファイル:
デフォルト値は db-postgresql,on-premです。これはデフォルトデータベースがPostgreSQLである事と、Goはオンプレミスライセンスを利用する事を示しています。
環境変数の使用
プロファイルに加えて、環境変数を指定する事もできます。環境変数はプロファイルのデフォルト値を上書きします。
デフォルト環境変数の一覧 – これらは上記のプロファイルに加えて最低限必要な環境変数です。:
環境変数名 | 詳細 |
---|---|
DB_HOST | DBのdockerサービス |
BASE_URL | フロントエンドで利用される外部ベースURL – 例: http://localhost:30000 |
RMID_BASE_URL | RMIDの内部dockerサービスURL –例: http://rapidminer-automodel-rmid:8080 |
AMQ_URL | AMQ URL |
AMQ_USERNAME | AMQユーザー名 |
AMQ_PASSWORD | AMQパスワード |
AUTH_SECRET | AMやRMIDなどのサービス間で利用される秘密キー |
AUTOMODELER_FRONTEND_ TRACKING_ENABLED |
イベントトラッキングサービスの有効化 (内部分析) |
JOB_QUEUE | AMQ ジョブキュー名 |
JOB_STATUS_QUEUE | AMQ ステータスキュー名 |
JOB_COMMAND_TOPIC | AMQ トピック名 |
その他の便利な環境変数:
環境変数名 | 詳細 |
---|---|
AUTOMODELER_FRONTEND_ CLOUDAPPS_DROPBOXAPPID |
DropboxアプリケーションID (クラウドからファイルをインポートする際に使用) |
AUTOMODELER_FRONTEND_ CLOUDAPPS_ONEDRIVEAPPID |
Microsoft One DriveアプリケーションID (クラウドからファイルをインポートする際に使用) |
AUTOMODELER_FRONTEND_ GOOGLEANALYTICSID |
Google Analytics ID |
SPRING_SERVLET_MULTIPART_MAX_FILE_SIZE | 最大データファイルサイズ (Byteで指定、最大2GB) |
AUTOMODELER_FILESTORE_MIN_ROW_LIMIT | 最小データ行数(デフォルトは50行) |
AUTOMODELER_EXECUTION_ TASK_LIMIT_PER_USER |
1ユーザーあたりの並列タスクの上限 (デフォルトは4) タスクは分析と予測のいずれかで、1つのタスクは複数のジョブで構成されています。 |
AUTOMODELER_EXECUTION_ QUEUE_LIMIT_PER_USER |
jobContainerが同時に取得できるモデリングタスク数 (これは最終的にjobContainerインスタンスが同時に起動できる数と同じです。デフォルトは1) |
AUTOMODELER_EXECUTION_ MAXIMUM_TOTAL_RESULT_SIZE |
RapidMinerの結果セットの最大サイズ(MBで指定) |
AUTOMODELER_DATA_IMPORT_ MINIMUM_ATTRIBUTE_COUNT |
学習データの最小列数 |
AUTOMODELER_DATA_IMPORT_ MAXIMUM_ATTRIBUTE_COUNT |
学習データの最大列数 |
ライセンス
licenses/rapidminer-go-on-premディレクトリにライセンスファイルがないとデータのアップロードに失敗します。このフォルダは自動的にRapidMiner GoとJobContainerのインスタンスにマウントされるので手動でコピーする必要はありません。