Performanceオペレータの種類
投稿日: 2020年8月18日
OS: Windows 10
バージョン: RapidMiner 9.7
Performanceオペレータには様々なものがありますが、ここではよく使用される3つをご紹介いたします。
- Performanceオペレータ
- Performance (Binominal Classification)
- Performance (Regression)
Performanceオペレータ
どのPerformanceオペレータを使えば良いかわからないとき、まずはPerformanceオペレータをお使いいただくのはいかがでしょうか。()も何も付いていないものです。
このオペレータは分類や回帰に関係なく使用することができ、それぞれの最も一般的な指標を自動で算出してくれます。
二項分類の場合、以下の指標が算出されます。
(二項分類: YesとNoなど、labelがカテゴリ値で二種類の場合)
- Accuracy
- Precision
- Recall
- AUC (optimistic)
- AUC (neutral)
- AUC (pessimistic)
多項分類の場合、以下の指標が算出されます。
(多項分類:apple,grape,peachなど、labelがカテゴリ値で三種類以上ある場合)
- Accuracy
- Kappa statistic
回帰の場合、以下の指標が算出されます。
- Root Mean Squared Error
- Mean Squared Error
上記は分類や回帰のうち、最も一般的な指標です。
どれを使用するか迷った際は、まず初めにPerformanceオペレータを使用すると最も一般的な指標を得ることができます。
しかし、パフォーマンスにはこれら以外にもたくさんの指標があります。
それらを見たいときには以下を使用します。
Performance (Binominal Classification)
二項分類のときに使用されます。
F値など、Performanceオペレータでは見れなかった指標まで取ることが可能です。
Performance (Regression)
回帰のときに使用されます。
squared correlation(決定係数)など、Performanceオペレータでは見れなかった細かな指標まで取ることが可能です。