RapidMiner(ラピッドマイナー)はデータ可視化、データ加工、モデル作成、評価、運用まで一括サポートする機械学習プラットフォームです。KSKアナリティクスはRapidMinerの正規販売代理店です。

RapidMiner AI Hubのデフォルトポートの変更

RapidMiner AI Hubのデフォルトポートを変更するにあたり、以下では85番ポートとHTTPプロトコルを例として、デフォルトのデプロイ手順を基に説明します。

.envファイルの変更

.envファイルを開き、PUBLIC_URLとSSO_PUBLIC_URLを、要求するポートとプロトコル情報を含むように書き換えます。


# Public URL of the deployment that will be used for external access (Public domain + protocol + port)
PUBLIC_URL=http://platform.rapidminer.com:85

# Public URL of the SSO endpoint that will be used for external access. In most cases it should be the same as the PUBLIC_URL
SSO_PUBLIC_URL=http://platform.rapidminer.com:85

docker-compose.ymlの編集

docker-compose.ymlを開き、以下を変更します。

  • rm-proxy-svcのポートの割り当てを80:80から85:80へ変更します。必要ない場合は、443番のポートの割り当てを削除またはコメントアウトします。
  • rm-proxy-svcから、${PUBLIC_DOMAIN}ネットワークエイリアスの記述を削除します。

結果は以下のようになります。


rm-proxy-svc 
......
  ports:
    - 85:80
  networks:
    rm-go-proxy-net:
      aliases:
       - rm-proxy-svc
    rm-platform-int-net:
      aliases:
       - rm-proxy-svc
    jupyterhub-user-net:

初回起動時

初回起動時の場合は、rm-server-svcサービスのプロキシポートにパブリックポートを指定してください。HTTPSを使用している場合は、外部ポートを定義する別の変数があります。


rm-server-svc:
......
      - GRAFANA_URL_SUFFIX=${GRAFANA_URL_SUFFIX}
      - PROXY_HTTP_PORT=85
#      - PROXY_HTTPS_PORT=443
      - TZ=${TZ}
......

以前にプラットフォームを起動したことがある場合は、このプロキシポートの設定は自動では更新されません。RapidMinerのホームボリュームにある、standalone.xmlファイルを探して編集し、”Valve”の定義行の値を変更します。

docker-composeの実行

通常通り、以下の手順でdocker-composeを実行します。


docker-compose up -d rm-init-svc

数分後、上記のコマンドが完了したら、次のコマンドを実行してAI Hubを起動しましょう。


docker-compose up -d

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