ダッシュボードのDockerイメージ
RapidMinerのダッシュボードに接続されているDockerイメージは2つです。
各コンテナの説明は下記をご覧ください。
これらのコンテナは、ともにデプロイされたときにのみ機能し、個別にデプロイした場合は意図通り機能しません。これらをどのようにデプロイするかは、デプロイメントテンプレートを確認してください。
Dashboards Proxy
このコンテナは、ダッシュボードから来るクエリとデータのリクエストをRapidMiner ServerのAPIコールに変換し、ダッシュボードが期待する形式で結果を提供します。
利用可能なバージョンについては、Docker Hubのタグを参照してください。
構成
- ボリューム: なし
- ポート: プロキシサービスは、入ってくるクエリを5000ポートで受けます。外部に公開する必要はありません。
- 環境変数
- RAPIDMINER_URL: デプロイメントにおける RapidMiner Serverインスタンスの内部アドレス (プロトコル、ホスト名、ポートを含む)です (例: http://rm-server-svc:8080)。
- TZ: TZデータベースフォーマットに基づくタイムゾーンの指定(例: America/New_York)
Dashboards
このコンテナには、RapidMiner Server Data Sourceプラグインといくつか追加の可視化プラグインがプリインストールされた状態のDashboardsツールが含まれています。
利用可能なバージョンについては、Docker Hubのタグを参照してください。
構成
- ボリューム
- /var/lib/grafana: 永続ストレージのボリュームマウントです。すべてのプラグイン、ダッシュボード、設定はここに保存されます。
- 環境変数:
- PUBLIC_URL: デプロイメントのパブリックURLです。
- GRAFANA_URL_SUFFIX: ダッシュボードが提供されるURLサフィックスです。RapidMiner Proxyは、このサフィックスに到着したリクエストをリダイレクトします。
- SSO_PUBLIC_URL、SSO_IDP_REALM、SSO_CLIENT_ID、SSO_CLIENT_SECRET: RapidMiner Identity and Securityの設定です。initサービスで自動的に入力されます。
- TZ: TZデータベースフォーマットに基づくタイムゾーンの指定(例: America/New_York)
- GF_SECURITY_ADMIN_PASSWORDやGF_SERVER_ROOT_URLのように、標準的なGrafanaの環境変数を使用することができます。