Job AgentのDockerイメージ
本ドキュメントでは、以下のDockerイメージについて説明しています。
- RapidMiner ServerのJob Agent(rapidminer/rapidminer-execution-jobagent:latest)
このイメージは、Docker Hubでダウンロードできます。
概要
このイメージには、RapidMinerプラットフォームのデプロイメントで、RapidMiner Serverインスタンスにサブミットされたジョブを実行するジョブエージェントが含まれています。より詳しい背景については、スケーラブルなアーキテクチャをご覧ください。
環境変数
Job Agentコンテナは、起動時に以下の環境変数を受け入れます。
- RAPIDMINER_SERVER_HOST: RapidMiner Serverのホスト名です。
- RAPIDMINER_SERVER_PORT: RapidMiner Serverのポートです(デフォルト: 8080)。
- RAPIDMINER_SERVER_PROTOCOL: RapidMiner Serverとの通信に使用するプロトコル(HTTPまたはHTTPS)です。
- JOBAGENT_QUEUE_ACTIVEMQ_URI: Active MQのURIです(通常はRapidMiner Serverに組み込まれています)。値の例: failover:(tcp://host.of.rapidminer.server:5672)
- JOBAGENT_QUEUE_ACTIVEMQ_USERNAME: Active MQのユーザー名です。
- JOBAGENT_QUEUE_ACTIVEMQ_PASSWORD:Active MQのパスワードです。
- JOBAGENT_AUTH_SECRET: RapidMiner Serverへの認証に使用する認証シークレットです(BASE64エンコード文字列)
- JOBAGENT_CONTAINER_COUNT: ジョブエージェントに割り当てられているジョブコンテナの数です。
- JOBAGENT_CONTAINER_MEMORYLIMIT: ジョブコンテナに与えられるメモリの量です。
- RAPIDMINER_JOBAGENT_OPTS: ジョブエージェントのJava Virtual Machine(JVM)にJVM標準フォーマットで渡される、任意のパラメータです(例: -Doptional.parameter.name=optionalParameterValue)。
- JOB_QUEUE: ジョブエージェントと接続するキューの名前です。
- TZ: TZデータベースフォーマットに基づくタイムゾーンの指定(例: America/New_York)
Good to know
自身のユースケースに必要なメモリの量を考慮し、ジョブエージェントコンテナに十分なメモリを割り当てているか確認してください。Windowsホストでは、Docker Engineが十分なメモリで動作するように設定されているか確認してください。