Radoop ProxyのDockerイメージ
本ドキュメントでは、以下のDockerイメージについて説明しています。
- RapidMiner Radoop Proxy 1.2.1 (rapidminer/radoop-proxy:1.2.1)
このイメージは、Docker Hubでダウンロードできます。
概要
これはRapidMiner Radoop Proxyイメージです。スタンドアロンでも、(コンテナベースの)RapidMiner Serverデプロイメントの一部としてもデプロイできます。
利用可能なバージョンについては、Docker Hubのタグを参照してください。
認証スキーマ
RapidMiner Serverと一緒にデプロイした場合は、Radoop ProxyはそのServerデプロイメント内で設定されている認証方法を使用できます。スタンドアロンでデプロイした場合は、スーパーユーザー認証方法のみが利用可能で、Radoopプロキシの認証に使用するユーザー名とパスワードは、コンテナのプロビジョニング時に提供する必要があります。(詳細は以下をご覧ください。)
環境変数
以下のパラメータが利用できます。
- PORT: Radoop ProxyがRadoopトラフィックをリッスンし、Hadoopクラスタにルーティングするためのポートです。デフォルトは1081番です。(Dockerから見て)外部ポートと内部ポートが同じポート番号に設定されていることを確認してください。
- SSL、 KEYSTOREPASSWORD: SSLがonに設定されている場合、RapidMiner StudioとRadoop Proxyの間の通信を暗号化します。キーストアファイルをコンテナで利用できるようにするには、ボリュームとしてマウントする必要があります。これは、/keystore/フォルダにマウントされている必要があり、ホストコンピューター上のどこにでも置くことができます(詳細は以下の例を参照)。キーストアのパスワードは KEYSTOREPASSWORD で指定できます。デフォルトでは無効になっています。
- AUTHENTICATION: 使用する認証スキーマを設定します。superuser、jwt、serverのいずれかになります。スタンドアロンでデプロイする場合は、スーパーユーザー方式のみ受け付けられます。デフォルトはsuperuserです。
- SCHEME、SERVERHOST、SERVERPORT: 上記でserverまたはjwt認証方法を選択した場合に指定します。SCHEMEはhttpまたはhttpsのいずれかで、httpがデフォルト値です。この3つは、認証に使用するRapidMiner Serverのアドレスを提供します。
- SUPERUSERNAME、SUPERUSERPASSWORD: superuser認証方法を選択した場合に、認証に使用するユーザー名とパスワードです。デフォルトはproxyadminとchangeitです。
- WORKERSPOOLSIZE: 入ってくるRadoop通信の処理にRadoop Proxyが使用するワーカースレッドの数です。デフォルトは100です。