Python Scriptingエクステンション- リリースノート
バージョン 9.10.0
リリース日:2021/08/11
新機能
- Execute Pythonオペレータは、指定されたスクリプトファイルのディレクトリを作業ディレクトリとして使用するようになり、そのディレクトリにある他のスクリプト、モジュール、モデル、その他のファイルを使用できるようになりました。
- Execute Pythonはscriptパラメータ、Python Transformer、Python Learnerは保存されたプロセスで、プロセスの場所を作業ディレクトリとして使用するようになりました。
- 接続オブジェクトがExecute Pythonの入力ポートの1つに接続されている場合、Execute Pythonで接続オブジェクトを読み取れるようになりました。
強化された機能
- Execute PythonのShow Preview…アクションとタグフィルターの提案が、スクリプトファイル入力ポートでも機能するようになりました。
互換性に関する注意事項
- Python Scripting Extension 9.10のExecute Pythonの入力ポートで接続を使用する場合、Python環境にPythonパッケージcryptographyをインストールする必要があります。
バージョン 9.9.1
リリース日:2021/05/31
新機能
- 新しいRemote Python Contextオペレータにより、Pythonコードの実行にRemote Python Engineを使用することができます。
バージョン 9.9.0
リリース日:2021/03/23
新機能
- 新しいPython Learnerオペレータで、RapidMinerのモデルインタフェースと互換性がある、Pythonベースのカスタムオペレータを作成します
- 新しいPython Transformerオペレータで、汎用的な変換を行うPythonベースのカスタムオペレータを作成します
不具合修正
- ノートブックファイルでrm_main構造が正しく検出されなかった問題を修正しました
互換性に関する注意事項
- Python Scriptingエクステンション バージョン9.9には、RapidMiner StudioおよびRapidMiner AI Hub バージョン9.9以降が必要です
- Python Scriptingエクステンション バージョン9.9には、Pandas バージョン1.0以降が必要です
バージョン 9.8.0
リリース日:2020/10/13
強化された機能
- Execute Pythonでプロセスを停止すると、すでに起動しているPythonプロセスも強制終了するようになりました
- 新しくインストールされた環境は、再起動せずともジョブエージェントまたはWebサービスの実行ですぐに利用できるようになりました
バージョン 9.7.1
リリース日:2020/06/24
不具合修正
- Execute Pythonの入力ポートに空のデータセットが入っても、EmptyDataErrorが発生しなくなりました
- Studioの外部から.pyまたは.ipynbファイルをキャンバスにドロップすると、パスのパラメータが正しく設定されるようになりました
- Execute Pythonでdatetimeの許容範囲外の日付値が使用された場合、”Python int too large to convert to C long”ではなく、より内容が分かりやすいエラーメッセージが投げられるようになりました
- スクリプトファイルが使用されるときに、rm_mainメソッドが存在しないという誤った警告が発生する可能性がある点を修正しました
バージョン 9.7.0
リリース日:2020/06/03
RapidMiner Serverをバージョン9.7以降にアップグレードする場合は、Python Scriptingエクステンションもバージョン9.7に更新する必要があります。
新機能
- 新しいリポジトリは任意のファイルの保存をサポートしているため、.pyファイルと.ipynbファイルをキャンバスにドラッグ&ドロップするサポートが導入されました。RapidMiner Studioが必要なオペレータを作成します。
- 注意:ドラッグ&ドロップ時にコードは調整されないため、コードが正しく実行できるように、ユーザーはrm_main関数を作成しておく必要があります。これを行わないと、実行時にエラーが表示されます。
強化された機能
- プロジェクトのサポートが追加され、Pythonのrapidminerライブラリが正しく機能するようになりました。
不具合修正
- LinuxおよびmacOSでのエクステンションの初期化中にフリーズする可能性を避けるため、オプションの隠しパラメータ(rapidminer.python_scripting.shell_command)が追加されました(デフォルト値:bash -l -i -c)
バージョン 9.6.0
リリース日:2020/02/25
新機能
- オプションのdictパラメータで、Execute Python内でマクロにアクセスできるようになりました。この値はスクリプトで変更できます。
強化された機能
- Pandasバージョン1.0 +がサポートされるようになりました
不具合修正
- DataFrameのセル内にarrayのような値があっても、出力でDataFrameが返されるときにエラーを引き起こすことがなくなりました
- 入力の読み込み時に発生する無関係なDtypeWarningが出ないようになりました
バージョン 9.5.0
リリース日:2019/12/11
新機能
- 今回はありません。
強化された機能
- MacおよびLinuxシステムでのPython実行の堅牢性の向上
- RapidMinerとPython間のデータの引き渡しの改善(高速化が見込まれますが、メモリフットプリントがわずかに増加します)
不具合修正
- ServerのWebサービス内でExecute Pythonを使用した際の、NoSuchMethodErrorを修正しました
- Execute Pythonで.pyまたは.ipynbファイルを使用している場合、マクロも書き換えられるようになりました
- 誤った”Cannot retrieve file name”という警告メッセージが記録されなくなりました
- (バージョン9.3.1以上の互換性レベルがあるExecute Pythonオペレータを使用する場合は、以下の不具合修正が適用されます)
- 複数行のテキストを含むExampleSetsが正しく処理されるようになりました
- 属性名やロール、項目値に含まれる特殊文字が正しく処理されるようになりました
- dateタイプのタイムゾーンが正しく処理されるようになりました
- 項目値のブール値は”True”および”False”に変換されなくなりました
- rm_metadataの設定がデータフレームの値と競合している場合に、明示的なエラーが投げられるようになりました
- 空の項目値は空の文字列のままで、欠損値にならなくなりました