クイックスタート
このドキュメントではインストール手順に詳しいユーザー向けにクイックリファレンスを提供します。より詳細な説明は完全なインストール手順を参照してください。
前提条件
以下はRapidMiner Serverのインストールに必要な条件です。
前提条件 | コメント |
Java 8 (JDK あるいは JRE) | Java 8がなければ、インストールしてください。 |
RapidMiner Server データベース | RapidMiner Server データベース(スキーマ) は設定ファイル、cronジョブの詳細、ユーザーレポートのリクエスト、その他RapidMinerがサポートするデータを保存します。既存のデータベースサーバを使用することもできますし、新規のデータベースサーバを作成しても構いません。新規のデータベースサーバを作成する際は、ローカルホストに作成しても、リモートホストに作成しても構いません。PostgreSQLを使用して、データベーススキーマを作成する方法については、こちらの説明を参照してください。 |
管理者権限を持つRapidMiner Server データベースユーザー | インストールの際には、ユーザーに対してテーブルの読み込み、書き込み、作成、削除の権限を許可する必要があります。PostgreSQLを使用した権限の設定はこちらの例を参照してください。 |
RapidMiner Studio | RapidMiner Serverを有効に使用するためにRapidMiner Studioのクライアントが十分に機能している必要があります。 |
注意:HTTP接続をを完全に無効化するためにweb.xmlファイルを修正していた場合はEARアップグレードの際にもう一度同じようにファイルを修正してください。
インストール
以下ではRapidMiner Serverを完全にインストールするために必要なステップを記載します。このドキュメントでは簡潔に説明しますので、より詳細に知りたい場合は以下のリンクを参照してください。
・データベースサーバーを作成
・RapidMiner Serverのダウンロード
・インストールと設定
・サーバの開始とウェブベースでの設定を完了する
・RapidMiner Studioに接続する
ディスプレイのないシステムへのインストールはヘッドレスインストールを参照してください。
1.RapidMinerアカウントにログインし、RapidMiner Serverパッケージをダウンロードします。
2.binからLinux, Unix, MacOSは起動スクリプト(rapidminer-server-installer)で起動できます。Windowsはバッチファイル(rapidminer-server-installer.bat)で起動できます。WindowsではインストーラはAdmin(管理者)で起動してください。そうすることでインストーラをサービスに登録します。
注意:Javaが利用可能でない場合(パスが通っていない、JAVA_HOMEが設定されていない場合など)、インストーラは正常に起動しません。起動しない場合はJavaのインストールを確認してください。
3.RapidMiner Serverの設定、データベースの接続、Eメール設定、Radoopプロキシ接続などの設定を行います。
4.パッケージをインストールします。
5.RapidMiner Serverを起動して、起動成功の画面を確認します。
6.ウェブブラウザを開いてhttp://<ホスト名>:<ポート>を指定します(例, http://localhost:8080)。ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
・ユーザー名:admin
・パスワード:changeit
7.ウェブブラウザからプラグインとアップロードのディレクトリのパスを指定します。
8.Administration > Preferencesから管理者パスワードを変更します。
9.RapidMiner Studioを起動し、RapidMiner Serverを新規リポジトリとして追加します。
これで以上です。社内のデータソースを統合することで、同僚や組織を超えた人たちともすばやく予測できるようになりました。
ようこそRapidMiner Serverへ。楽しんでください!