RapidMiner Studio 10.2.0の新着情報
リリース日: 2023/8/16
RapidMiner Studio 10.2.0 の新機能について説明します。
新機能
- AI Hubでプロジェクトがクリーンアップされた後のユーザーインタラクションを追加しました。
- 無視してプロジェクトを切断したままにする
- AI Hubからのクリーンチェックアウトでローカルバージョンを上書き
- ローカルの変更をアーカイブし、上記のようにローカルバージョンを上書き
- Delete Amazon S3 Resource オペレータを追加しました。
機能強化
- Generate ID と Split Data オペレータを新規Beltデータコアに移行し、将来的な対応と速度を向上しました。
- RapidMiner Studioがメモリフットプリントよりもスピードを優先するか、またはその逆を優先するかを制御するため、環境設定に新規設定を追加しました。メモリを重視する場合、実行時間と引き換えにメモリフットプリントを減らすように変更できます。設定は「システム」の下にあり、「メモリ管理」と呼ばれます。
- RapidMiner Studioの起動時間をさらに短縮しました。
- オペレータの遅延ロードの導入
- オペレータシグネチャキャッシュの利用を改善
- 浅いプラグイン初期化の導入
- デプロイメントエンドポイントに移動するリポジトリWebアクションを追加しました。
- 式パーサのdate_parse_str 関数のエラー回復とエラーメッセージを改善しました。
- 式パーサにおいて、末尾の空白がエラーとして扱われなくなりました。
- プログラムによるブラウジングのトリガーをサポートしていない特定の Linux ディストリビューションで URL を開く際のエクスペリエンスが向上しました。
- Correlation Matrix オペレータが、新しく改良されたされたサブセットセレクタを使用するようになりました。
不具合修正
- 「式の編集」ダイアログで、「属性の生成」などのオペレータが式パーサを表示する際に使用していたエラーメッセージの不具合を修正しました。
- 非推奨のStream Databaseオペレータを削除しました (6年前のバージョン7.5から非推奨)。
- 場合によっては空のパーティションを妨げるデータ分割コードのバグを修正しました。
- 「メタデータと実データの同期」が選択されていても機能しない問題を修正しました。再起動後、選択内容を記憶するようになりました。
- 「メタデータと実データの同期」が有効化され、プロセスが実行された場合、Read Excel および Read CSV のような Read オペレータは、別のオペレータがプロセスに追加されても、実メタデータを記憶するようになりました。
- パラメータが Prescriptive Analytics オペレータの値を上回ったり、下回ったりする問題を修正しました。
- json IOObjectsを並列に書き込む際に発生する可能性のある並行処理の問題を修正しました。
- Read Azure Data Lake Storage Gen2 オペレータで、大きなファイルを読み込む際の潜在的なアクセス拒否エラーの問題を修正しました。
開発
- 最近使用したデータセットへのグローバルアクセスを許可するために、com.rapidminer.repository.recent.RecentDataManager を追加しました。 これにはリスナーメカニズムが付属しており、現在、結果ビューで開かれているデータや対話型デシジョンツリーウィザードで使用されているデータを追跡します。
- パースペクティブ管理の古い概念に関連する非推奨のクラスとメソッド (MainFrame#getPerspectives() を含む) を削除しました。
- DeveloperTools#shouldDeveloperToolsBeShown()を追加し、必要に応じてある程度の容量の開発者ツールを提供したいかどうかを簡単にチェックできるようにしました。
- TableMetaData#columns() がランダムな列順のメタデータサブテーブルを返す原因となっていたバグを修正しました。
- オペレータシグネチャからIOObjectsを登録する際のバグを修正しました。
- プラグインがアイコンのようなリソースをデフォルトのcom/rapidminer/extension/resourcesパスから適切に検索するようになりました。互換性のために、com/rapidminer/resourcesの古い追加ルックアップは維持されます。
- 非推奨: SwingTools#addIconStoragePath(String) が使用不可になりました。