Annotate
概要
IOObjectに注釈を追加するか、既存の注釈を変更します。
詳細
データ自体の一部ではないデータオブジェクトに情報を添付する必要がある場合があります。これは、たとえば、ファイルまたはサンプルセットのソース、データがいつまたはどのように取得されたかなどの情報です。RapidMinerでは、この種類の情報をいわゆる注釈としてあらゆる種類のIOObjectに添付できます。
注釈はキー/値のペアです。値は一意のキーによって参照されるか、一意のキーに割り当てられます。
入力
- 入力 (IOObject)任意のタイプのオブジェクトをこのポートに接続できます。注釈はこのオブジェクトに追加されます。
出力
- 出力(IOObject)入力ポートに渡されたものと同じオブジェクトで、更新された注釈があります。
パラメーター
- annotations注釈名と注釈値のペアを定義します。ボタンをクリックして、左側の入力フィールドに注釈名を選択または入力し、右側のフィールドにその値を入力します。ここで、任意の量の注釈を指定できます。空の注釈を作成することはできないことに注意してください。 範囲:メニュー
- duplicate_annotationsこのパラメーターは、重複する注釈名が指定された場合に何が起こるべきかを示します。
- overwrite:このオプションを選択すると、既存の注釈の値が単純に上書きされます。
- ignore:このオプションを選択すると、重複する注釈は無視され、元の注釈の値が保持されます。
- error:このオプションを選択すると、エラーが表示され、重複する注釈名が見つかった場合にプロセスが停止します。
範囲:選択
チュートリアルプロセス
データセットに注釈を付ける
Irisデータセットが読み込まれ、注釈が付けられます。Source注釈が上書きされ、新しい注釈が作成されます。
オブジェクトの注釈を表示するには、結果ビューに移動し、注釈表示オプションを選択します。