Generate ID
概要
この演算子は、入力ExampleSetにidロールを持つ新しい属性を追加します。入力ExampleSetの各例には、増分IDがタグ付けされています。 idロールを持つ属性が既に存在する場合、新しいid属性によって上書きされます。
詳細
この演算子は、入力ExampleSetにidロールを持つ新しい属性を追加します。各例に一意のIDを割り当てます。この演算子は通常、各例を一意に識別するために使用されます。入力ExampleSetの各例には、増分されたidのタグが付けられます。 idが開始する番号は、 offsetパラメーターによって制御できます。数値と整数のIDを割り当てることができます。 idロールを持つ属性が入力ExampleSetに既に存在する場合、新しいid属性によって上書きされます。
入力
- サンプル入力 (IOObject)この入力ポートには、ExampleSetが必要です。添付のプロセス例のRetrieveオペレーターの出力です。
出力
- 設定出力の例(IOObject)id属性を持つExampleSetは、このポートの出力です。
- オリジナル(IOObject)入力として指定されたExampleSetは、このポートを介して出力に変更せずに渡されます。これは通常、別の演算子で同じExampleSetを再利用するため、または結果ワークスペースでExampleSetを表示するために使用されます。
パラメーター
- create_nominal_idsこのパラメーターは、整数IDの代わりに名目IDを作成する必要があるかどうかを示します。デフォルトでは、このパラメーターはチェックされないため、整数IDがデフォルトで作成されます。公称IDは、id_1、id_2、id_3などの形式です。 範囲:ブール
- offsetこれはエキスパートパラメータです。 1以外の番号からidを開始する場合に使用されます。このパラメーターは、オフセット値を設定するために使用されます。デフォルトでは0であるため、 idはデフォルトで1から始まります。 範囲:整数
チュートリアルプロセス
「Iris」データセットのid属性をオーバーライドする
「アイリス」データセットは、Retrieve演算子を使用してロードされます。 Generate ID演算子がそれに適用されます。すべてのパラメーターはデフォルト値で使用されます。 「Iris」データセットにはすでにid属性があります。 Generate id演算子が適用されると、古いid属性は上書きされます。プロセスを実行すると、新しいid属性を持つExampleSetが表示されます。この新しい属性のタイプは整数です。公称IDの作成パラメーターをtrueに設定し、プロセスを再度実行すると、IDが公称形式(id_1、id_2など)になっていることがわかります。 offsetパラメーターは0に設定されているため、idは1から始まります。offsetパラメーターを10に設定して、プロセスを再度実行します。これで、IDが11から始まることがわかります。