RapidMiner Studio 9.10.0の新着情報
リリース日 : 2021/08/12
RapidMiner Studio 9.10.0のアップデート内容は以下の通りです。
追加機能
- ラベルに合うように属性の関数でパラメータを最適化できる、Function Fittingオペレータを追加しました。データ内のデータ点に合う最適な関数の作成に使用することができます。
- Bias Awareness: 特定の列を使用することでモデルに望ましくないバイアスが加わる可能性が高い場合は、ハイライト表示されます。これは、データの「基本統計量」ビュー、モデルシミュレータ、Turbo Prep、Auto Model、モデルトレーニング中、その他のモデルのアノテーション内など、さまざまな場所で発生します。
機能強化
- De-Normalizationオペレータに、予測値も非正規化する新しいパラメータが追加されました。
- 属性名に基づく処理: prediction(abc) は、明示的な非正規化が利用できない場合、abcの非正規化データを使用します。
- ラベル(またはその他の特別な属性)は、既にnormalizeオペレータで正規化に含まれています。この変更により、複数の予測属性は影響を受けます。
- Write CSVで、format date attributesが選択された場合、date formatパラメータを追加しました。
- Appendオペレータのパフォーマンスを改善しました。
- JDBC規格を無視しているJDBCドライバを処理するようにしました(こちら : Infor Data Lake DatabaseMetaData#getTypeInfo())
- Studioの起動を改善するために、オペレータシグネイチャーが導入されました。
- シグネイチャーには、オペレータの登録情報やグローバル検索の設定、ドキュメントに使用されるメタ情報が含まれています。
- 起動間にシグネイチャーを保持することで、起動時間が短縮されます。
- シグネイチャーの持続期間は、「システム」→「Local File Cache」→「Keep Operator Signature」で設定またはクリアできます。
- 時系列: Equalize Numerical IndicesおよびEqualize Time Stampsオペレータの置換タイプに定数値を使用できるようになりました。
- このオペレータを使って、非均等のデータセットのギャップを定数値で埋めることができるようになりました。
- 時系列: すべての時系列オペレータ(Multi Horizon Forecast、Multi Horizon Performanceを除く)がBelt IOTable(インとアウトプット)で動作するようになりました。
不具合修正
- オペレータのパラメータにデフォルト値が設定されている場合、まれに正しく保存されないことがありました。これは、例えば、エクステンションで使用されるdateパラメータに影響を与えました。
- Generate Attributesのmaxとmin関数で、いずれかの値が欠損している場合、常に欠損値を返すようになりました。
- Azure Blob StorageとData Lake Storageオペレータのヘルプが表示されない問題を修正しました。