RapidMiner(ラピッドマイナー)はデータ可視化、データ加工、モデル作成、評価、運用まで一括サポートする機械学習プラットフォームです。KSKアナリティクスはRapidMinerの正規販売代理店です。

ライセンスの取得方法

RapidMiner Studioでは、次の 2 つのライセンス発行方法がサポートされるようになりました。

  1. Altair Unitsライセンス
    Altair Unitsを使用すると、RapidMiner Studioを含む多くのAltair製品にアクセスできます。Altair Unitsは、従来のRapidMinerライセンスよりも柔軟性に優れています。オンプレミスのAltairライセンスサーバーに接続する必要があります。
  2. RapidMinerライセンス
    従来のRapidMinerライセンスでは、ライセンスサーバーにログインするか、手動でライセンスを挿入します。ライセンスはRapidMiner Studioにのみ適用されます。

設定メニューのライセンスを管理より、有効なライセンスの上限を確認できます。

内容一覧

RapidMinerライセンスからAltair Unitsライセンスへの切り替え

RapidMinerライセンスからAltair Unitsライセンスに切り替えるには、以下の手順に従ってください。

  1. 設定> ライセンスに進みます。
  2. 優先ライセンスでAltair Unitsを選択します。Altair Unitsの場合、デフォルトのCPUは8に設定されます。
  3. OKをクリックすると、RapidMiner StudioがAltair Unitsライセンスのデフォルト設定を確認します。
  4. Altairライセンスの設定をクリックし、読み進めます。

論理プロセッサの制限

RapidMiner Studioのオペレータの中には、複雑なタスクの計算を並列に実行できるものがあります。並列実行ごとに、論理プロセッサで処理できる新しいスレッドが作成されます。論理プロセッサの数、すなわちスレッドの最大数はライセンスによって制限されており、RapidMiner Studioのプリファレンス(Parallel execution)で指定することができます。

データ制限

データ制限は無料のRapidMinerライセンスにのみ適用され、Altair Unitsライセンスには適用されません。

RapidMiner StudioはExample Setの形式でデータを処理します。Example Setは属性(列)とExample(行)から作成されたテーブルです。データの制限によって、オペレータとビューはインストールされているライセンスに応じた行数しか処理することができません。

データ行の制限処理の振る舞いは、RapidMiner Studioの実行しているモードに依存します。

UIモード

RapidMiner StudioがUIモードで実行され、オペレータが許可されたデータ行のサイズを超えるExample Setを取得した場合、プロセスは一時停止され、対応する情報バブルが表示されます。このとき、データのダウンサンプリングを行うか、現在のライセンスをアップグレードするか選択することができます。詳細は「制限値に達した場合の対処法」を参照してください。

結果画面に表示される結果の数も、インストールされているライセンスによって決定されます。表示する結果が許可されたデータ行よりも大きい場合は、対応する警告バナーが表示され、制限を超えたデータ行は処理されません。

コマンドラインモード

RapidMiner Studioがコマンドラインモードで実行され、オペレータが許可されたデータ行のサイズを超えるExample Setを取得した場合、以下のユーザーエラーでプロセスが停止します。

Your license only permits up to x rows of data in a process, however the input data contained y rows.

制限値に達した場合の対処法

データ行制限を遵守するいくつかの方法があります。

ライセンスのアップグレード

RapidMiner Studioをフル活用したい場合は、ライセンスをアップグレードすることをお勧めします。製品比較ページを確認し、ニーズに合ったライセンスをお探しください。

データ制限バブルによるダウンサンプリング

RapidMiner StudioのUIモードでは、データのダウンサンプリングが可能な情報バブルが表示されます。

データをダウンサンプリングをクリックすると、最初のn行が次のオペレータに転送されます(nは使用中のライセンスに準拠したデータ行の最大量です)。この選択は現在のプロセス内で記憶されます。そのため、他のオペレータが制限にあたった場合やプロセスを再実行しても、ダウンサンプリングを行います。自動ダウンサンプリングが適用されている場合、プロセスパネルにも通知バナーが表示されます。

Studioのオペレータの使用

また、以下のオペレータを使用して、ライセンス制限に関するデータをダウンサンプリングすることもできます ライセンス制限よりも多くのデータを生成または取得するすべてのオペレータの後に、これらのオペレータのいずれかを追加するだけです。この手順はダウンサンプリング方法を制御して持続させたい場合に特に便利です。

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