Admin Toolsエクステンションの使用
はじめに
このエクステンションはAltair AI StudioとAltair AI Hubを接続し、コードを書くことなく遠隔にあるAI Hubにプロセスをデプロイ、実行、スケジューリングすることができます。
このエクステンションは、提供されるAPIを介してAltair AI Hubとプログラム的に対話する点に注意してください。プロジェクトやリモートリポジトリと直接連携する方法については、ドキュメントまたはAltair RapidMiner Academyの紹介ビデオをご覧ください。
エクステンションのインストール
エクステンションをインストールするには、拡張機能メニューに移動し、
マーケットプレイス(更新と拡張機能)を開いて、Admin Toolsを検索します。詳細については「エクステンションの追加」を参照してください。
AI Hubへの接続
AI Hubに接続するには、リポジトリ内に新規AI Hub接続オブジェクトを作成します。これにより、接続を一元管理し、オペレータ間の接続を再利用することができます。接続には次の情報が必要です。
- AI Hub URL
- Client Secret
- Refresh Token
サーバーURL
このURLを介してAI Hubにアクセスできます。このURLはプロジェクトやWebインタフェースに接続する際に使用するURLと同じでなければなりません(例:www.aihub.com)。
クライアントシークレットとリフレッシュトークン
これら2つのトークンは、API経由でAI Hubに接続するために必要です。この2つの値は/get-tokenで簡単に呼び出せる、AI Hubの特別なページで確認することができます(例: https://aihub.com/get-token/)。
OFFLINE_TOKENとSSO_CLIENT_SECRETという2つの欄があります。これらの値が接続オブジェクトに入ります。
注意: 引用符は必要ありません。
例
現在、エクステンションはオペレータを使用して以下のAPIメソッドをサポートしています。
- Edit Acess Rights
- Get Jobs (AI Hub)
- Get Schedules (AI Hub)
- Schedule Job (AI Hub)
- Read Log (AI Hub)
- Kill Job (AI Hub)
- Get JWT (AI Hub)
- Get Metrics (AI Hub)
- Deploy Project (AI Hub)
Deploy Project
Deploy Project (AI Hub)オペレータを使用すると、プロジェクト全体を1つのAI Hubから別のAI Hubに移動させることができます。これは開発用と本番用の2つの異なるAI Hubを実行している場合に非常に便利です。これで、1つのオペレータだけでプロジェクトを移動させることができます。ご存知のように、プロジェクトはgitとgit lfsが背後にあるので、もちろん好きなように以前のバージョンへロールバックすることができます。
Run Job
Run Jobオペレータを使用すると、たとえ異なる生産拠点や地理的に離れた場所にあるAI Hubであろうとも、他のAI Hub上にある同じプロセスを実行する、1つの中心的なAI Hubを使用することができます。通常通り、オペレータは一元管理コントロールメカニズムで統合される接続フレームワークを使用し、LDAPやActive Directoryのような技術を使用することができます。
Get Jobs
Get JobsオペレータはAI Hub上で実行されたすべてのジョブのリストを取得します。これはAI HubのWebインタフェースのExecutionsページで表示される情報と全く同じです。得られたExampleSetには、ジョブごとに、ジョブID、キュー、ロケーション、状態、オーナーID、実行時間(ミリ秒単位)、使用メモリ(kb単位)、コンテナの最大メモリ(kb単位)、エラーフラグ、ジョブの作成日時、キューから削除された日時、ジョブコンテナの開始日時、終了日時が表示されます。これは、ログを作成し、複数のAI Hubインスタンスを監視する際に非常に便利です。
